新年のごあいさつ −2014年を迎えて−

明けましておめでとうございます。
今年が、皆様にとって、そしてお茶の水女子大学にとってよい年でありますように。


お茶の水女子大学は2015年に創立140周年を迎えます。そこで今年は140周年に向けた取り組みを開始します。
その一つが現在の図書館を拡張する新図書館構想です。お茶の水女子大学の附属図書館は、多機能図書館の先駆的モデルとして、大学の附属図書館からだけではなく自治体の図書館からも注目されてきました。
今WGで検討していただいている構想では、次世代図書館の理念を具体化してほしいと考えています。現在の附属図書館の理念「共に学び、共に成長する」に加えて、新たに知の創造、交流、循環などが理念として盛り込まれるはずです。

また、今年は2012年に開始した文部科学省のグローバル人材育成プログラムが3年目を迎えます。学生の海外留学が実現できるような経済的基盤の確保も重要な課題です。調査の結果では、本学の学生のほぼ70%が海外で学びたいと考えているようです。
学生達のこの積極性を活かすには、語学力の強化、学事日程の工夫、経済的支援の充実が課題ですが、このうち前二者については、先生方にご協力いただいて、英語の必修単位の変更やサマープログラムの開講、四学期制の導入などで対処できつつあります。残る課題である経済支援のための基盤確保は、140周年記念の寄附事業としても展開したいと考えています。

さらに、2014年は、第三期中期目標・中期計画期間に向けて、大学改革の方向性を明確に示すことが最重要課題です。
大学の財政にとって最も重要基盤をなす運営費交付金の配分額は、現在の第二期の中期計画期間中にいかに大学改革に着手するかに依存することになりました。
そのために第二期の中期計画を変更することも求められています。その際「大学改革」とみなされるのは、大学の機能強化の取り組みであり、それは学長のガバナンス強化と大学の組織改革です。

単なる改革のための大学改革ではなく、本学が創り上げてきた140年に亘る歴史に学び、国立の女子大学として豊かな未来を実現するための大学改革の実現に向けて今年は全力を尽くして参ります。
課題も多く、今後のお茶の水女子大学にとって極めて重要な節目になる年ですが、今年も本学の将来を担う皆様のご協力をいただきたくお願い申しあげます。

 

2014年1月6日

 

お茶の水女子大学長 羽入佐和子

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