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サイエンス&エデュケーションセンターが大船渡市立盛小学校で行った
出前授業「電気とわたしたちのくらし」が岩手めんこいテレビと東海新報で紹介されました

実験装置
 手回し発電機で電球に明かりを灯す

本学サイエンス&エデュケーションセンターが岩手県大船渡市立盛小学校で行った出前授業「電気とわたしたちのくらし」が岩手めんこいテレビ(2014年1月30日放映)と東海新報(2014年1月31日掲載)で紹介されました。

お茶の水女子大学は大船渡市教育委員会と震災復興に向けた連携協定を結んでおり、これに基づき大船渡市内の小・中学校における理科教育振興の一環として2014年1月30日(木曜日)に実験を含めた理科の出前授業を行いました。

盛小学校の6年生(20人)が参加し、サイエンス&エデュケーションセンターの特任講師の指導のもと、複数の実験を行いました。
発電の仕組みについて学ぶため、乾電池を使わずにモーターとガムテープを使って豆電球を点灯させる実験、手回し発電機を使って電球を点灯させる実験です。また、身の回りにある電化製品の消費電力を学ぶため、自転車を活用した発電実験を行いました。ゲーム形式で楽しく学びました。

自分の身近で起きている現象と教科書で教えられる理科が、どのように関連しているのか、なかなか理解ができないという問題を体験を通して考えることで理解を深めていきました。

参加した児童からは「理科は一番の得意科目。電気の性質についてもっと勉強したい」、「初めての実験もあって楽しかった。発電には大きなエネルギーを使う事を学んだ」との感想も聞かれました。

※岩手県地元紙「東海新報」(2014年1月31日・金曜日 掲載)より一部引用


東日本大震災以降、お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンターは、岩手県教育委員会をはじめ、野田村、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市の各教育委員会と連携し、被災した小・中・高等学校に対して、予めニーズを調査し、理科教材・教具の送付、理科教員研修・理科出前授業を通じた支援をしています。お茶の水女子大学と大船渡市教育委員会とは、平成24年8月29日に震災復興に向けた相互協力に関する包括連携協定を締結しています。


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