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お茶の水女子大学シンポジウム
「大学独自奨学金の行方 —学生のニードと大学の戦略—」を開催しました

お茶の水女子大学は、11月27日(水)に「大学独自奨学金の行方〜学生のニードと大学の戦略〜」(後援 独立行政法人日本学生支援機構)を開催しました。

昨年開催したシンポジウム「学生寮−大学の戦略と教育可能性−」に引き続き、文部科学省特別経費「統合型学生支援システムの構築による女子高等教育機会の保証」プロジェクトの一環としておこなわれたものです。 今年は全国の国公私立大学等72大学から104名の参加者(関係者等含め117名)がありました。

近年、独自奨学金制度の新設や拡充をすすめる大学が増えています。 このシンポジウムでは、その背景にある学生側のニードと大学側の戦略について、マクロな視点からの有識者による講演と話題提供のほか、 高等教育機会保証につながり得る入学前予約給付型の奨学金制度を先進的に進める大学の事例を紹介し、今後の大学独自奨学金制度の発展につなげることをねらいとしています。

最初にお茶大羽入佐和子学長から開会挨拶の後、基調講演として東京大学大学総合教育研究センター小林雅之教授から「学生支援の在り方をめぐって〜現状と課題」を、また、 リクルート「カレッジマネジメント」の小林浩編集長から「ステークホルダーを見据えた奨学金戦略〜学長調査から見えたこと」の話題提供がありました。 続いて入学前予約給付型奨学金制度を3年以上実施している新潟大学(泉井学務部長)、早稲田大学(鈴木奨学課長)、お茶の水女子大学(作田学生支援室長)から事例紹介が行われました。

参加者からは今後の大学独自奨学金制度の発展につながる活発な質疑応答が行われ、盛会のうちに閉会しました。


学長あいさつ

シンポジウム風景

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