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筒浦さとみさんが第60回日本食品科学工学会 第9回若手の会 企業賞を受賞

筒浦さとみさん(この3月に学位取得、現在大学院人間文化創成科学研究科研究院研究員、生活科学部食物栄養学科アカデミック・アシスタント兼任)が、 2013年8月29日〜31日に開催された第60回日本食品科学工学会(実践女子大学)において、「第9回若手の会 企業賞」を受賞しました。

日本食品科学工学会は我が国の食生活の向上を目的とし、食品工業の発展のための科学的基礎研究の推進、新技術の開発、情報提供を行う日本を 代表する食品科学と食品工学に関する学会(会員数約2,800名)で、年1回の大会中に若手の会としてコンペティション形式のポスター発表が催されています。 若手の会は35歳以下の若手研究者を対象とし、研究成果のアピールの場を提供するとともに、参加者同士の自由閥達な討論の場となることを目的として行われています。 優秀ポスター賞と企画委員会・産学官交流会委員会による企業賞があり、今回企業賞が授与されました。

発表タイトルと研究内容は、以下のとおりです。
発表タイトル:
「グリシンをにぎり飯に添加する意義−黄色ブドウ球菌エンテロトキシンA産生の観点から−」

コンビニなどでおにぎりを購入するとグリシンが添加されていることが分かります。 グリシンは呈味性のアミノ酸であり、また同時に日持ち向上作用があります。 この研究では、にぎり飯の黄色ブドウ球菌食中毒の予防という観点から、にぎり飯中の黄色ブドウ球菌毒素産生とグリシンとの関連を明らかにしました。
WEPs認証状

賞状を手に喜びの表情

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