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塚田 浩二 研究員（お茶大アカデミックプロダクション JST研究員）と、独立行政法人産業技術総合研究所 栗原 一貴 研究員が、2012年イグ・ノーベル賞（Acoustics Prize：音響学賞）を 受賞しました。
授賞式は、2012年9月20日に、米国マサチューセッツ州ハーバード大学のサンダーズシアターで開催されました。

イグ・ノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞で、1991年に雑誌編集者のマーク・エイブラハムズによって創設されました。
受賞したシステム「SpeechJammer」は、言葉を喋っている人に向けて離れた場所から起動させることで、その発話を阻害する装置です。指向性マイクと指向性スピーカーを用いて、200ミリ秒（0.2秒）程度の遅延を伴った発話を発話者に聞かせることで、発話しにくくなる認知効果生み出します。

受賞研究は、以下のとおりです。

聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム「SpeechJammer」

• イグ・ノーベル賞受賞者一覧は、こちらをご覧ください。
  • Improbable Research - The 2012 Ig Nobel Prize Winners
• 「SpeechJammer」の詳細および関連論文は以下をご覧ください。
  • SpeechJammer: 聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム