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　2008年の関根賞第四回（通算16回）の受賞著作は、下記に決定いたしました。贈呈式は9月12日に学習院女子大学にて行う予定です。

　　和田律子氏『藤原頼通の文化世界と更級日記』（2008年12月　新典社）

　「関根賞」は1993年12月、新進・中堅の女性研究者による平安時代の文学・語学研究を奨励するため、お茶の水女子大学名誉教授　関根慶子博士の基金により創設され、以来十余年の長きにわたりその役割を果たして参りました。諸般の事情から、2005年秋より事務局も新たにし、皆様のご寄附をもとに第二次関根賞として改めて発足させたものです。
　女性研究者による、女性研究者のための古典文学賞として高い評価を得ております。
　第五回（通算17回）については2009年1月〜12月に発表された著書・論文の中からご推薦いただいたものが候補となります。賞の詳細・推薦票の書式については事務局にお問い合わせ下さい。受賞にふさわしい研究をよろしくご推薦のほどお願いいたします。