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夏期休業期間中の新型インフルエンザへの対応について

平成21年7月31日
国立大学法人お茶の水女子大学長

 新型インフルエンザに関しては、いまだ拡大を続けていますが、これから夏季休業期間に入るに当たり、これまでの対応を改め、以下の対応をとることとしましたので通知します。
 なお、これまでの政府の方針では、新型インフルエンザに感染した疑いのある場合は「発熱相談センター」へ連絡することとなっていましたが、医師の診断を求めることとなっていること、また、A型インフルエンザへの感染についての診断は行っても、新型への感染についての診断を行わない場合もありますので、注意してください。
 おって、先にも述べたとおり、新型インフルエンザの国内での感染はまだ収まっていません。これまでお知らせしてきた感染予防法を徹底し、感染予防に努めてください。

1.連絡体制について

(1)
学部学生及び大学院生(本学で研究に従事する学生を含む。)
インフルエンザに感染した疑いのある学生(下記(*)参照)については、医師の診断を受け、A型インフルエンザ陽性の診断が出された場合は、速やかに、保健管理センター(03-5978-5156)(不在の場合は、守衛(03-5978-5128))に連絡すること。その際、所属(学部学科・コース等)及び学籍番号を報告するとともに、過去1週間の間に本学に来校(課外活動を含む。)して他学生と接触したかどうかについても報告すること。
(2)
教職員
インフルエンザに感染した疑いのある教職員については、医師の診断(A型感染反応の有無を含む。)の上、インフルエンザ感染の場合は自宅療養とするとともに、所属先にその旨を連絡すること。

(*)インフルエンザ様症状とは、38度以上の発熱かつ以下のいずれかの急性呼吸器症状がある場合をいう:
   ア) 鼻汁もしくは鼻閉 イ)咽頭痛 ウ)咳

2.インフルエンザ感染者が出た場合の対応
 上記により、学生又は教職員にA型インフルエンザ陽性の症状が出た場合は、大学として、以下の対応をする。
(1)
学生
学部学生の場合で感染前に課外活動において本学学生との接触があった場合は、感染学生と同一の課外活動団体で複数の感染が確認された段階で、当該課外活動団体に対し、当面(1週間程度)の活動自粛を求める。
学部学生でそれ以外の理由による接触があった場合は、感染学生と同一の所属先(コース・講座レベル)で複数の感染が確認された段階で、当該所属先主任又は指導教員に連絡し、感染確認後1週間以内に当該所属先で何らかの活動(集中講義・合宿等)を予定している場合は、延期又は自粛を求める。
大学院生(本学で研究に従事する学生を含む。)で研究室レベルでの感染が疑われる場合は、感染例が複数になった段階で、当該研究室での不要不急の研究を自粛するよう求めるものとする。なお、新型インフルエンザに関わる臨時休校措置の実施方針(平成21年5月21日制定)に基づく「新型インフルエンザに関わる臨時休校期間中の学内立入許可申請について」に関しては、今回の措置が全学ではなく該当する研究室にしか及ばないことから、この申請措置は適応せず、指導教員の判断により、真にやむを得ない学生のみ登校を認めるものとする。ただし、この場合においても、指導教員は、登校する学生に対し、十分な感染防止措置及び体調チェックに努めることを指導するものとする。
上記以外の場合については、特段の措置は講じないものとする。
(2)
教職員
感染した教職員のみについて、自宅療養を求め、他の教職員については通常勤務とする。

3.感染予防対策について
 ① 外出後の「うがい」、「手洗い」を日常的に行うこと。(なお、学内洗面所には液体石けんを完備しています。)
 ② 熱、咳、くしゃみ等の症状のある人は、必ずマスクを着用すること。併せて、「咳エチケット」を励行すること。
 ③ このような人と接するときは、自分もマスクを着けること。
 ④ 咳やくしゃみ、鼻をかんだ時は、直ちに手を洗うこと。
 ⑤ 各自体温計を購入するなど手元に準備し、1日1度検温を行うなど体調管理に努めること。
 ⑥ 新型インフルエンザ流行地域への渡航や人ごみへの外出を控えること。

(参考)
東京都新型インフルエンザ相談センター:
平日9:00〜17:00 都内全保健所
(例:文京保健所03-5803-1834又は1836)
上記時間以外 03-5320-4509
  

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