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新型インフルエンザに関する対応について(学内者向)

平成21年5月1日
国立大学法人お茶の水女子大学長

 新型インフルエンザに関しては、既に4月27日付けの「豚インフルエンザに対する予防対策について」において注意事項をお知らせいたしましたが、連休を控えていること、また、WHOが4月29日に新型インフルエンザの感染拡大を受けて警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5(世界的流行の一歩手前)に引き上げるなどの動きがあったこと、さらに、国内で感染の疑いのある事例が報道されたところですので、改めて注意事項をお知らせいたします。
 主な変更点は、メキシコへの不要不急の渡航の延期、メキシコ以外の新型インフルエンザ発生国への不要不急の渡航の自粛及び発生国から帰国後の相談は保健所に電話で相談することです。
 また、厚生労働省の臨時電話相談窓口(03-3501-9031、午前9時〜午後9時)も利用することができます。
 なお、お茶の水女子大学では、引き続き情報を収集し、その予防対策を周知するとともに、新型インフルエンザ予防対策等に万全を期したいと思います。
 おって、5月1日12:00現在、国内での感染の疑いに関して、政府においては特段の注意喚起等を行っていないところですが、連休の間は各自で情報の収集に努めていただくようお願いいたします。

 皆様は次の点をご注意ください。

1.一般的な感染予防対策について

外出後の「うがい」、「手洗い」を日常的に行うこと。
熱、咳、くしゃみ等の症状のある人は、必ずマスクを着用すること。
このような人と接するときは、自分もマスクを着けること。
咳やくしゃみ、鼻をかんだ時は、直ちに手を洗うこと。
新型インフルエンザ流行地域への渡航や人ごみへの外出を控えること。

2.海外渡航についての注意事項

メキシコについては、外務省より、4月28日の感染症危険情報の発出に伴い、不要不急の渡航を延期することが求められていること。また、メキシコ以外の感染が確認されている国(30日午前9時現在:アメリカ、カナダ、スペイン、ニュージーランド、イスラエル、イギリス、ドイツ)についても、不要不急の渡航は自粛すること。
なお、発生国以外の国・地域への渡航を検討している場合にも、渡航する地域についての外務省の危険情報や厚生労働省等の情報を確認するとともに、渡航先の大学等を通じて現地の状況等を把握した上で、渡航についての判断を行うこと。
渡航先においても、「うがい」、「手洗い」、「マスクの着用」等による一般的な感染予防に心がけること。
在外公館のホームページ等を活用し、最新の現地情報の収集に努めるとともに、必要に応じて在外公館に照会すること。
現地で感染の疑いがある場合、本学、現地の大学及び在外公館に連絡すること。
発生国からの帰国時には、「検疫所」の指示に従うこと。
発生国から帰国し、潜伏期間中(概ね2〜7日間)に急な発熱等の症状が出た場合は、速やかに最寄りの「保健所」に電話で相談するとともに、本学に必ず連絡すること。

3.正しい知識の普及について

新型インフルエンザウイルスは熱及び酸に弱いことから、十分加熱して調理をすれば豚肉から感染することはないこと。
SARSの教訓を踏まえ、新型インフルエンザ発生国・地域から帰国した学生・幼児・児童及び生徒並びに教職員等が風評等による不当な扱いを受けることのないよう、冷静な対応をとること。

4.その他

 今回の騒ぎに便乗したウイルス感染メールの発生が報道されているところです。発信者等が不審なメールについては慎重に対応してください。

本学連絡先
平日:8:30〜17:15 学生・キャリア支援チーム: TEL:03-5978-5147
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国際交流チーム: TEL:03-5978-5722
E-mail:
環境安全チーム: TEL:03-5978-5790
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平日上記時間以外・休日 警備員(正門): TEL:03-5978-5128

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