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Open Ocha House Seminarを開催しました

 本学では、平成19年度より特別教育研究費による「女性が進出できる新しい研究分野の開拓」事業に取り組んでおり、その一環である「生活者の視点を重視したユビキタスコンピューティング住宅の研究」において、計画してきた「実験住宅」が、このたび竣工しました。 「家」を対象としたコンピューティングのための実験住宅建設は、 国内の大学では初めての試みです。
 ユビキタスコンピューティング実験住宅では、小型安価となった日用品としてのコンピュータを住環境に埋め込むことで、日常生活におけるコンピュータの新しい利用の可能性を拓く研究を目指します。衣食住に密着したコンピュータアプリケーションとして、個人が所有する服の写真データベースを簡単に作成するタンス、食育情報などを食卓に提示する仮想現実システム、住宅の中での家族の様子を音楽で知らせるオルゴールなどを提案・試作しています。
 この実験住宅を活用して「女性ならではの視点」を生かしたユビキタスコンピューティング実証研究を一層深化させ、さらに女性が進出できる新しい研究分野の開拓を進めるために、シンポジウム並びに実験住宅お披露目会「Open Ocha House Seminar」を開催しました。


挨拶を述べる郷通子前学長


永山 国立大学法人支援課長


東京大学 暦本教授


熱心に講演を聴く参加者


ユビキタス実験住宅:テープカット


ユビキタス実験住宅の内部見学

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