News&Info

お茶の水女子大学で「木戸孝允肖像画」受贈記念講演会を開催

 このたび、お茶の水女子大学に「木戸孝允公肖像画」の寄贈があり、これを記念してお茶の水女子大学講堂(徽音堂)で講演会が開催されました。
 木戸孝允公(1833-1877)は、文部卿としてお茶の水女子大学の前身である東京女子師範学校の創設(明治8年11月)を布達した人物。寄贈された「木戸孝允肖像画」は、1878年(明治11年)にイタリア人画家レオポルド・ヴィターリによって描かれ、吉備国際大学文化財総合研究センターにおいて約2年間をかけて科学調査と修復が行われました。
 講演会は、郷通子お茶の水女子大学学長の挨拶の後、木戸孝允公の曾孫にあたる和田昭允お茶の水女子大学理事(東京大学名誉教授)から『木戸孝允肖像画の発見』と題した講演と、奥田環(お茶の水女子大学アカデミック・アシスタント)による『木戸孝允と東京女子師範学校』の講演、さらに科学調査と修復にあたられた吉備国際大学の下山進教授(文化財総合研究センター長)と大原秀行教授(文化財学部長)による『木戸孝允肖像画の科学調査と修復』と題した講演が行われました。
 講演会は100名を超える参加者があり、文部科学省高等教育局久保審議官がご多忙のなか参加されました。
 また、10月1日から3日間、肖像画とお茶の水女子大学の歴史的資料がお茶の水女子大学歴史資料館にて一般公開されました。

参加者(大学講堂) 「木戸孝允肖像画」受贈のご挨拶(郷学長)
参加者(大学講堂) 「木戸孝允肖像画」受贈のご挨拶(郷学長)
「木戸孝允肖像画の発見」講演する和田昭允理事 「木戸孝允肖像画の科学調査と修復」記念講演吉備国際大学 下山進教授(左)、大原秀行教授(右)
「木戸孝允肖像画の発見」
講演する和田昭允理事
「木戸孝允肖像画の科学調査と修復」記念講演
吉備国際大学 下山進教授(左)、大原秀行教授(右)
スライド 「木戸孝允公と東京女子師範学校」講演者:奥田環アカデミック・アシスタント
スライド 「木戸孝允公と東京女子師範学校」
講演者:奥田環アカデミック・アシスタント
木戸孝允肖像画の鑑賞会 郷学長と歓談する文部科学省高等教育局久保審議官(後姿)
木戸孝允肖像画の鑑賞会 郷学長と歓談する文部科学省高等教育局久保審議官

国立大学法人お茶の水女子大学 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1

責任者:お茶の水女子大学ホームページ運営委員会委員長 

E-mail: