本学生活学部食物栄養学科4年の菅原歩美さんの論文「食を通してみる日米関係−これまでの歩みと今後の展望−」および大学院比較社会文化学専攻3年の板橋晶子さんの論文「戦後日本における『理想的家族』の原型 第二次大戦期アメリカにおける『豊かさ』と女性の役割」が、キッコーマン・アメリカ進出50周年記念学生懸賞論文において、優秀賞を受賞しました。
菅原さんの論文は、戦後米国のおかげで栄養不足を乗り切った日本が、今度は日本食や食育の普及を通じて、ファーストフードによる肥満など生活習慣病に悩む現代の米国に協力できる可能性を説いたもので、板橋さんの論文は、戦後日本の家族の「理想型」とされたものが、じつは第二次世界大戦という戦時下の米国で出回っていた商品の広告イメージのなかに、その根をもつことを解析したものです。
参考:キッコーマンHP>「キッコーマン・アメリカ進出50周年記念・学生懸賞論文」選考結果発表
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