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曽根博仁助教授が「井村臨床研究奨励賞」を受賞

 本学の曽根博仁助教授(生活科学部)が、財団法人成人血管病研究振興財団による全国の大学・研究機関・病院の研究者を対象とした成人血管病研究顕彰事業「井村臨床研究奨励賞」を受賞されました。本賞は、人を対象とした成人血管病(糖尿病、高血圧、動脈硬化など)の成因・診断・診療・予防などの分野で優秀な研究業績を上げている研究者に贈呈されるものです。
 受賞対象となった研究題目は、「2型糖尿病患者の血管合併症に関する国際臨床疫学研究」です。生活習慣病医科学を専門とする曽根助教授は、糖尿病をモデルとして、日本人の生活習慣病の病態が、教科書的に信じられている欧米人患者のデータとは随所で大きく異なり、アジア人独自の診断治療体系が必要なことを、世界的な医学雑誌に多数報告し、国際的に注目されていることが評価されました。本学の研究の国際性を語る曽根助教授の受賞です。
 本賞の授与式は、12月9日(土)(午後、京都市、ホテルグランヴィア京都)で開催されました。

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