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鈴木禎宏助教授が“サントリー学芸賞”を受賞

　財団法人サントリー文化財団（理事長・佐治信忠）は、11月8日に「第28回サントリー学芸賞」の受賞者を発表しました。受賞者は７名で、「芸術・文学部門」の１人に、本学の鈴木禎宏助教授（生活科学部）の著作、『バーナード・リーチの生涯と芸術−−「東と西の結婚」のヴィジョン』（ミネルヴァ書房）が選ばれました。この本は、日本とも縁の深いイギリスの陶芸家、バーナード・リーチについて、比較文化論と美術史の観点から学術的に論じた、日本で最初のものです。
　なお財団法人サントリー文化財団は、国際化、情報化の時代に応えて、社会と文化に関する学術研究の助成や、これらの分野における優秀な人材の育成をめざし、それによって日本および世界の学術文化の発展に寄与することを目的としています。「サントリー学芸賞」は、前年1月以降に出版された著作物を対象に選考され、毎年、広く社会と文化を考える独創的で優れた研究や評論活動をされた方に対して、「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の４部門において授与されています。鈴木助教授の「芸術・文学部門」での受賞は、本学の人文科学研究にとってたいへん喜ばしいことと思います。
　本賞の贈呈式は、12月11日（月）午後5時より、東京・千代田区丸の内の東京会館にておこなわれます。

　財団法人サントリー文化財団のホームページははこちらです。
　　　財団法人サントリー文化財団

≪訂正とお詫び≫
　12月8日掲載にあたりまして、受賞者名「鈴木禎宏助教授」を「鈴木貞宏助教授」と誤って掲載してしまいましたことを、ご本人及び関係者に深くお詫びするとともに、訂正いたします。今後このような掲載間違いが二度と起きないよう万全の注意を払ってまいります。