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『毎日新聞』で本学「女性研究者支援モデル」が大きく報道される

 本日(6/14)の『毎日新聞』朝刊で、本学の「女性研究者支援モデル」が大きく報道されました。これは、女性研究者の育成・支援を推進する政府の「第3期科学技術基本計画」に基づいて、応募された大学のなかから本学を含む10校の大学の取り組みが採択されたことを報じたものです。
 本学の支援モデルは、「午前9時〜午後5時勤務の徹底」や「育児宿泊所」、「『両立』情報バンク」、「育児中の勤務体制支援」、「いずみナーサリー」など、女性研究者の比率が高い本学ならではの、経験知に裏付けられた具体的で、実効性が期待できる取り組みです。科学技術振興調整費からの支援は3年間。その間に、本学は「お茶大モデル」をつくって、全国に発信する予定です。
 取材は先週金曜日(6/9)に、毎日新聞の元村有希子記者が本学を訪れておこなわれ、羽入佐和子学術・情報機構長、女性支援室の菅本晶夫室長、伊藤亜矢子室員、近藤るみ室員が、この計画立案の経緯と趣旨を説明しました。伊藤室員、近藤室員は、自身の経験に基づいてこの計画への抱負を語られ、大変説得力のある取材風景だったと、菅本室長は語っています。子供たちが昼寝から目覚める午後3時から、元村記者はいずみナーサリーを訪問し、そのおりの写真が新聞に掲載されています。なお元村記者は、理系白書の執筆者として有名な記者で、第一回科学ジャーナリスト大賞を受賞されています。
 またその前日(6/13)の『毎日新聞』夕刊では、本学の前身、東京女子高等師範学校の卒業生、大川ち津るさんが、79才で博士号を取得した記事が報道されました。大川さんは、初心者でも植物の名前を簡単に調べられる教材を開発し、教育学博士を取得されました。本学に関係する卒業生が長くイキイキと活躍する姿は、今回の女性研究者支援モデルの推進にも、力強いメンタル・サポートになってくれます。

いずみナーサリーの取材風景
いずみナーサリーの取材風景

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