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共催講座協定を締結

　お茶の水女子大学は、東京都教育委員会教職員研修センターとの間で、本学大学院生と都の公立学校教員が相互に講座を受講できる共催講座協定を平成15年5月12日に締結した。
　本学では昨年度より、文部科学省が打ち出した理科好きの子どもを育てるための「サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業」に参画。都教育委員会と連携して教員研修を行い、受講した教員に先端的研究の知識の習得と生徒への指導力向上に役立ったことが認められた。今年度は、さらに教員研修を強化するため、都教職員研修センターとの共催による教員研修講座を企画・実施することとした。
　本講座は、東京都公立学校の教員と大学院生を対象としており、大学院における最先端の研究内容を講義および実習するもので、科目等履修生として履修した教員には単位修得証明書が発行される。本学大学院に入学する場合には、この単位修得証明書をもって既修得単位とすることができる。
　このように、教員研修が大学院単位として認定される仕組みはこれまでになかったものであり、教員に対する支援策としてより充実したものとなった。

協定書を交換する都教職員研修センター所長（左）と本田学長（右）

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