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学内における麻疹などの集団感染予防についてご協力のお願い

 2007年春、高校生や大学生を中心に麻疹(はしか)が流行し、多くの学校が休講措置をとることとなりました。流行の原因としては、ワクチン未接種者や未罹患者に加え、ワクチン接種したにもかかわらず10年以上経過し、免疫が低くなったことにより集団の免疫保有率が低くなったことがあると思われます。
 例年、麻疹については、入学式など集団で集まる機会が多くなる4月〜6月がピークといわれています。麻疹の学内における集団感染を予防するために、ワクチン未接種でかつ罹患したことのない方、あるいはワクチンを1回接種し10年以上経過した方は、かかりつけ医師と相談し、2回目のワクチン接種を受けるか抗体価検査をすることをお勧めします。
 なお、罹患歴、予防接種歴については、母子手帳などでご確認下さい。
 また、老人施設、病院、教育実習などの際、ワクチン未接種でかつ罹患したことのない方については、実習ができなくなる場合がありますので、各自早めにご確認の上、対応して下さい。
 学内集団感染予防のため、よろしくご協力下さいますようお願い申し上げます。

教育実習・介護等体験参加予定者の麻疹等集団感染予防について

 教育実習及び介護等体験に行くためには、麻疹の罹患歴及び予防接種の有無の情報を大学が施設側に提供しなければなりません。来年度当初は、首都圏の各大学の学生が一斉に医療機関を訪れることが想定され、抗体検査・予防接種が困難になる怖れがあります。そこで、今の内から、罹患歴を確かめ、抗体検査・予防接種を受けておくことを勧めます。
 特に、過去に麻疹(はしか)の罹患経験がなく、予防接種を受けたことがない学生は予防接種を受け、またすでに予防接種済み(10年以上前)の学生は医療機関で抗体検査を行い、その結果が低ければ新たに予防接種を受け、証明を取ってください。予防接種が受けられる医療機関のリストは保健管理センターにあります。
 なお、教育実習及び介護等体験開始前(5月頃)には罹患歴及び予防接種の有無を確認するための書類を提出してもらう予定です。

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