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はしか(麻疹)の流行について(第2報)

 関東地方を中心に猛威を振るうはしかがゴールデンウイーク後、福島、宮城、島根、北海道など地方にも拡がっています(2007年5月23日現在)。
 はしかは一度罹ると免疫ができるので再び感染することはありません。はしかに罹ったことがなく、予防接種を受けていない人は是非ワクチン接種を受けて下さい。また、子供の時に予防接種を受けていれば通常は免疫が獲得され、維持されていますが、維持期間は10年程度とも言われており、時間の経過とともに免疫が弱まったために、はしかに罹る人もいます。したがって、予防接種を受けたことがある人も抗体検査を受けて抗体価が低い場合にはワクチン接種を受けることをお勧めします。なお、医療機関によっては抗体検査をせずにワクチン接種を行う方針のところもあります。その場合にはその医療機関の指示に従って下さい。また、予防接種は熱のある人、以前の注射時に強い副作用(アナフィラキシーといいます)がみられた人、免疫系の病気の人、妊娠している人などは受けることができません。そのような場合には必ず医師にその旨を伝えて下さい。
 また、教育実習、介護等体験、臨地実習、などを行う予定のある人は、受け入れ先との関係がありますので、はしかに対してより厳密な対応が要求されます。はしか罹患の確認、抗体検査による抗体価のチェック、ワクチン接種などが必要です。教務チームの指示に従って下さい。

注 意 事 項
予防接種が受けられる医療機関のリストは保健管理センターと教務チームにあります。
医療機関を受診する際は、事前に予約の電話をして下さい。
はしかと診断されたり、はしかが疑われる症状がある方は解熱しても、その後、3日間は外出・登校・出勤は控えて下さい。
はしかに罹った方は必ず電話で保健管理センター(03-5978-5158)に連絡して下さい。

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