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大学院生のための海外ワークショップ参加者募集

タイで「ジェンダーと開発」を学ぼう!

2005年度Asian Institute of Technology(AIT)
〈ジェンダーと開発〉ワークショップ

1.AITワークショップとは

今年で5回目を迎えるAITワークショップは、バンコク郊外の緑豊かな敷地を擁し、アジア諸国の将来を担う人材が集うアジア工科大学院大学(Asian Institute of Technology、通称AIT)で開かれます。本学は2004年12月に、AITと「ジェンダーと開発」領域にかかわる大学間学術交流協定を結びました。ワークショップはこの協定に基づき、また本学・ジェンダー研究センターとAIT・環境資源開発研究科が窓口となって組織されるものです。

ワークショップの目的は、タイという具体的なフィールドで、開発にかかわる課題群のジェンダー分析の方法や視座、また海外におけるフィールド調査の基礎を、体験的に学習していくことにあります。

使用言語は英語です。英語によるフィールド調査やプレゼンテーション等の、絶好の訓練機会になるでしょう。

ワークショップの内容は、毎年、参加者とAIT側のジェンダー・開発専攻教員とが相談して決めます。事前学習、AITキャンパスでの学習、フィールドでの調査、調査して得た知見の英語によるプレゼンテーション、さらに帰国後の報告書作成という流れで進めます。

将来、NGOや国際機関で国際協力の仕事に従事したい方、国内外を問わず男女共同参画推進諸機関で働きたい方、あるいは研究者として、そして実践家としての視野を広げたい方にとって、得難い経験となるでしょう。また将来、就職活動を行うときにも、アピールできる経験と自信を生み出すことでしょう。

●過去の共通テーマ
2001年度 Gender and Development
2002年度 Gender, Work and Globalization
2003年度 Women, Globalization and Home-based Work
2004年度 Female Migrant Workers' Rights in Thailand

●AIT Gender and Development Studiesのホームページ http://www.serd.ait.ac.th/rdgr/gds/gds.html

●本学開発 ・ジェンダー論コースのホームページ http://devgen.igs.ocha.ac.jp/

2. 参加期間、参加資格等

●参加期間 2006年3月6日〜18日(2週間)
●参加資格 *本学大学院に在籍する者(原則として、学部生を除く)。

*ジェンダーと開発の研究分野について学習または研究を行うに十分な言語の能力(英語あるいはタイ語など)を有すること。TOEFL550点が目安。

●参加条件 (1)費用:参加費は10万円(宿泊費、講師料、現地移動の交通費、通訳料が含まれる)。このほか、航空券代、海外保険、現地での食費などの諸費用は自己負担。

(2)補助金: 参加者には大学の国際交流補助事業として、参加費用を軽減するための補助金が支給される。

(3)海外保険への加入:出国前に、かならず参加期間をカバーする海外保険に加入すること。

(4)その他: 出入国手続きについては、参加者本人が行う。

●備考 *帰国後、報告書を執筆

*本ワークショップの参加は、開発 ・ジェンダー論コースの「国際協力論演習(後期集中講義)」の単位になる。ただし、事前の履修登録が必要。

3.申込み方法と選考方法

申込み方法:申込み書をhttp://www.igs.ocha.ac.jp/ あるいは http://devgen.igs.ocha.ac.jp/ からダウンロードのうえ、必要事項を記入して、ジェンダー研究センター事務室(附属図書館1階)に提出する。あるいは、メールにて  宛てに申込書を提出する。メールの場合は件名に「AITワークショップ申込」と記載すること。
申込み期限: 2006年1月16日(月)午後4時まで
選考方法: 原則として書類選考により行うが、面接を実施する場合もある。国際協力論演習登録者を優先する。
申込者を対象とした説明会を1月10日(火)13:00〜14:00に、附属図書館1階第2会議室で開催する予定。やむをえず参加できない人は、事前に杉橋(下記のアドレス)に連絡をすること。

4.問い合わせ先

杉橋やよい(

国際協力論演習 担当:伊藤るり・熊谷圭知・杉橋やよい

国立大学法人お茶の水女子大学 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1

責任者:お茶の水女子大学ホームページ運営委員会委員長 

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