イベント情報

国際日本学サイバーコンソーシアム お茶の水女子大学・ボン大学合同 第2回日本学コロキアム

 お茶の水女子大学比較日本学教育研究センターでは、ボン大学大学院日本・韓国研究専攻と日本語科と合同でTV会議を用いて第2回日本学コロキアムを開催します。
 皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 2010年6月1日(火) 17:00〜18:30(ドイツ時間 10:00〜11:30)
場所: お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟5階508号室
主催: お茶の水女子大学比較日本学教育研究センター
ボン大学大学院日本・韓国研究専攻、日本語科
参加費: 無料
プログラム:
挨拶 Harald Meyerハラルド・マイヤー(ボン大学)
森山新(お茶の水女子大学)
ドイツ側発表
【題目】
"The joined care of children and the elderly in Japan-- a promising concept for ageing societies?"
【発表者】
Inken Trebbin インケン・トレビーン(ボン大学大学院日本・韓国研究専攻)
日本側発表
【題目】
明治立憲国家形成期における国民統合—井上毅による「人心」教導策を中心に
【発表者】
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻 松居宏枝
【要旨】
本研究では、教育勅語の成立は国民統合の端緒となったと捉え、大日本帝国憲法と教育勅語との相関関係について、その両方の起草に携わった井上毅を中心に論考するものである。分析の対象時期は、明治十四年の政変から教育勅語の成立までのおよそ十年間である。伊藤博文や井上毅は、グナイストやモッセ、シュタインらから得た多くの示唆をどのように斟酌し具体化していったのか、ということに主眼をおいて追求し、修士論文にひきつづいて目下研究している。
お問い合わせ: 比較日本学教育研究センター

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