イベント情報

特別講演会「国際法締結に関わった科学者の苦悩」
「生物多様性条約成立に至る二つの背景—人口爆発・飢餓の先に見える種子戦争とNATO・EU・冷戦終結—」

 江刺先生は「生物多様性保全条約」の起草に関わるため、国連から委員として参加を要請され、その締結までにご尽力されました。
 この条約案を作成する過程では、各国の利害が対立し、裏では激しいやり取りがありました。その構造は先日行われましたCOP15における対立と共通するものがあるそうです。
 今回の特別講演では、生物多様性保全条約の締結に至るまでに何があったのか、当時何が問題であり、各国を妥協にいたらせるのに江刺先生がどのように寄与したのか、といった、関係者でなくては知りえない情報を交えて、お話ししていただきます。
 今回このようなご講演をしていただくことが出来たのは、江刺先生に「若い学生さんや指導的立場にある教員にも、歴史的歩みと真理を伝えたい」という強いお気持ちがあってのことです。一人でも多くの方にご参加いただけるよう、ご検討ください。学外者の参加も自由です。

日時: 2010年2月1日(月) 13:30〜15:00
場所: 共通講義棟1号館302室
講師: 江刺洋司先生(東北大学名誉教授)
対象: 学部生・大学院生・一般
お申し込み: 不要(単位取得授業ではありません)
お問い合わせ: 文教育学部人文学科 長谷川直子
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備考: ポスターはこちらからご覧いただけます。

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