イベント情報

第19回 バイオインフォマティクスへの招待

 セミナーシリーズ「バイオインフォマティクスへの招待」では、専門外の方々にも生命情報学の魅力を分かりやすく紹介いたします。皆さまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日時: 2009年6月25日(木) 16:45〜18:00
場所: お茶の水女子大学 理学部2号館4階405号室(生物学第2講義室)
  アクセス:丸ノ内線茗荷谷駅または有楽町線護国寺駅下車徒歩8分
概要:
講演題目: 『分子シミュレーションで探るバイオの世界:蛋白質から生体超分子まで』
講演者: 北尾 彰朗 (東京大学分子細胞生物学研究所創生研究分野 准教授)
講演概要: 生命現象は蛋白質・核酸などの生体高分子やそれらの集合体である生体超分子の働きによって維持されています。バイオ分野では遺伝情報、蛋白質立体構造、分子相互作用情報などの大量情報が明らかになってきていますが、一方で生体高分子や超分子が働く仕組みについては原子レベルではまだ十分解明されていません。分子シミュレーションを用いれば、物理学と化学の原理に基づいて生体分子や水・イオン等によって構成されるシステムをコンピュータ上に作り出し、それらが機能を発揮する過程を原子レベルで観察することができます。蛋白質1分子から生体高分子が多数集まってできた生体超分子まで、分子シミュレーションによって明らかになってきたバイオの世界を、学部生、大学院生にも分かりやすくお話します。
講師紹介略歴:
1989年 京都大学理学部卒業
1993年 京都大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程中退 博士(理学、京都大学、専門:生物物理学、情報生物学、計算化学) 京都大学理学部化学科 助手
1998年〜1999年 Harvard Medical Schoolで文部省在外研究員
2002年 日本原子力研究所計算科学技術推進センター 研究員
2003年 東京大学分子細胞生物学研究所 助教授(現 准教授)
参加費: 無料(申し込み不要)
共催: お茶の水女子大学 女性リーダー育成プログラム
「生命情報を使いこなせる女性人材の育成」
文部科学省委託研究開発事業 「統合データベースプロジェクト」
お問い合わせ: お茶の水女子大学 女性リーダー育成プログラム
「生命情報学を使いこなせる女性人材の育成」事務局
E-mail:  / Tel:03-5978-5698
備考: 詳細はこちらのページからもご覧いただけます。 ポスターはこちらからご覧いただけます。

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