イベント情報

特別講演会「超一流ジャーナルにアクセプトされる科学論文の書き方」

 どんなにすばらしいアイディアを思いついたとしても、どんなに実験がうまかったとしても、また、たとえどんなにすばらしい発見をしたとしても、よい論文が書けなくては成果として認められません。それが科学の世界の冷徹な掟です。

 日本の科学研究レベルはかなり向上し、科学研究予算も十分とは言えないまでも年々増加しています。しかし残念ながら、それに見合うだけの論文が生まれていないのが我が国の現状です。

 つまり、日本の科学者は、英語論文を書くのが苦手なためにかなり損をしているのです。

 そこで今回、お茶の水女子大学と理化学研究所の共同企画として、世界の注目を集めるNatureグループのジャーナルで実際にレビュー(査読)に携わる編集者をお迎えして、世界の超一流ジャーナルにアクセプトされるにはどうしたらよいかをテーマに、講演会を開催することにしました。

 Nature本誌およびその姉妹誌では、投稿論文がどのようなプロセスで審査されているのか、日本人の論文にありがちな欠点は何なのか、どこをどう変えればアクセプトされるか、などの解説を行います。

 さらに、実際に論文を書く側と審査する側とがダイレクトに質疑応答できるようにQ&Aコーナーを設けました。

 Natureをはじめとする超一流ジャーナルにアクセプトを狙う第一線の研究者やポスドクの方はもちろん、これから論文を書こうとしている大学院生や広く理系の学生の方にも一度は是非聞いてほしい内容です。ふるってご参加をお待ちしております。

日時: 2007年9月20日(木) 14:00〜17:00 (開場 13:30)
場所: お茶の水女子大学 徽音堂(大学講堂)
参加費: 2,000円(学生・大学院生 無料)
お申し込み: 申し込み専用ページにアクセスし、必要事項を入力してお申し込みください。
プログラム:
14:05〜14:10 挨拶 和田 昭允, お茶の水女子大学理事/理研特別顧問
14:10〜14:20 概要説明 David Swinbanks, CEO, NPG Nature Asia-Pacific
14:20〜15:00 講演1 Oliver Graydon, Chief Editor, Nature Photonics
15:00〜15:40 講演2 Rachel Pei Chin Won, Associate Editor, Nature Photonics
15:40〜16:00 休憩
16:00〜17:00 Q&A (司会:中村康一, CFO, NPG Nature Asia-Pacific)
※講演会は、全て英語で行います。
お問い合わせ:
備考: ポスターはこちらからご覧いただけます。

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