イベント情報

第7回 バイオインフォマティクスへの招待

 セミナーシリーズ「バイオインフォマティクスへの招待」では、専門外の方々に生命情報学の魅力を分かりやすく紹介いたします。今年度第1回目のセミナーを下記の通り行いますので、皆さまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日時: 2007年6月20日(水)16:00〜18:00
場所: 理学部3号館2F理学部会議室
丸ノ内線茗荷谷駅または有楽町線護国寺駅下車徒歩8分
主催(共催): お茶の水女子大学 女性リーダー育成プログラム
「生命情報学を使いこなせる女性人材の育成」プログラム

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター
参加費: 無料(申込不要)
プログラム:
講演題目: 『テキスト処理して生命科学』
講演者: 山本 泰智(ライフサイエンス統合データベースセンター・特任研究員)
講演概要: バイオインフォマティクスと呼ばれる分野では少々異質な存在という印象がある方もいらっしゃるかもしれませんが、生命科学の研究を効率的に進めて行くためにテキスト処理は欠かせません。というのも、研究結果は論文という形、即ちテキストとして保存され、研究者は日々最新の研究動向・成果を知るために、或いは自身の研究を進める上での仮説生成などに、テキストを読む必要があるからです。そして現在その量は莫大で、一人の研究者が計算機の助け無しに行うことは非現実的になっています。このような背景を踏まえ、生命科学分野におけるテキスト処理に関する研究の概要を、自身の研究成果を交えつつ紹介します。
講演題目: 『KEGGデータベースの進化と、統合・標準化』
講演者: 片山 俊明(東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター ゲノムデータベース分野・助教)
講演概要: バイオインフォマティクスは様々なデータベースを駆使して生命現象の解析を行う分野ですが、基盤となるデータベースは多岐に及んでいます。統合データベースのプロジェクトも始動したところですが、京都大学と東京大学で10年以上開発されてきた KEGG データベースを中心に、どのようなデータが集積されているのか、どのように開発が進んできているのかを紹介し、今後さらに多様なデータを統合的に利用するために、どのような標準化技術が考えられるのかを概観します。また、それらを活用するためのソフトウェアやプロジェクトについて紹介したいと思います。
お申し込み: お茶の水女子大学 女性リーダー育成プログラム
「生命情報学を使いこなせる女性人材の育成」プログラム事務局
E-mail:
Tel: 03-5978-5698
備考: ポスターはこちらからご覧いただけます。

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