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AO入試

2017年4月1日更新

学部 AO入試

お茶の水女子大学のアドミッション・ポリシー

 お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、幅広い教養と高度な専門性と実践力を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。そのため不断に教育改革を進め、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育の導入(平成20年度)に引き続き、平成23年度に複数プログラム選択履修制度を導入して新たな専門教育課程をスタートさせました。複数プログラム選択履修制度では、将来のキャリア展望や関心に応じて、専門教育プログラムを履修します。第1のプログラムとして、所属する学科の開設する「主プログラム」を履修します(必修)。次に第2のプログラムとして、専門領域に深く特化する「強化プログラム」、他の専門領域を横断して学ぶ「副プログラム」、領域融合型・学際型の「学際プログラム」のいずれかを選択し履修します(選択必修)。また文教育学部人間社会科学科、芸術・表現行動学科および生活科学部食物栄養学科では、それぞれの教育目標にそった4年一貫の「専修プログラム」を設けています。入学後は、主プログラム(または専修プログラム)を開設する学科またはコース・環・講座に所属し、各自の目的や関心にそって、主体的に学修します。
 お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢・国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。

お茶の水女子大学の教育理念とAO入試の趣旨

 お茶の水女子大学では、グローバル女性リーダーの育成を教育目標に掲げ、さまざまなプログラムを設けています。専門的な知識を多様な場で使いこなせる土台を育成するための「21世紀型文理融合リベラルアーツ」科目群を平成20年度から新設し、さらに創造性と実践性を備えた専門基礎力を持つ女性の育成を実現するために、平成23年度から学生主体の「複数プログラム選択履修制度」を専門教育課程に導入するとともに、総合学修支援センターを新設して主体的な学修プロセスの実現をサポートする体制を整えました。平成24年度からは、グローバル人材育成推進事業において、大学教育のグローバル化を目的としたカリキュラム整備を行い、国際的な場で活動する人材を育成するための語学教育、国際学、多文化交流などのプログラムをいっそう強化し、海外の交流協定校への留学を推奨しています。平成26年度からは在学中に海外で学びやすいように、四学期制も導入しました。
 こうした本学の教育システムで学ぶことを志す意欲的で可能性に満ちた学生を受け入れるため、平成29年度入試から新たなAO入試を導入します。今回導入する新型AO入試は、1次選考を兼ねるプレゼミナールと2次試験を各々2日かけて行うという二段構えの、手間暇をかけたユニークな入試です。
 まずプレゼミナールでAO受験者に大学の授業をじかに体験してもらい(受講を必須とします)、そこでのミニレポートや他の提出書類を評価して1次選考を行います。2次選考では、文系は本学附属図書館を舞台に文献や資料を駆使しつつレポートを作成してもらいます。また、グループ討論や面接を通じて論理力や課題探求力、独創性などを評価します(図書館入試)。理系は各学科の専門性に即した実験や実験演示、データの分析等の課題を課したり、高校での学びを活かした課題研究発表などを行ってもらい、探究する力をみます(実験室入試)。その成果やプロセスを評価することで、いわゆるペーパーテストで測れない潜在的な力(ポテンシャル)を丁寧に見極めたいと考えています。単なる知識(暗記)量の多寡ではなく、その知識をいかに「応用」できるかを問う入試です。
 この入試を通して、基礎学力をしっかり身につけたうえで広く深くものごとを探究することのできる人、入学してからの学修で、さらには社会に出てから、あるいは大学院に進んで研究を続けていくなかで、ますますその才能を磨き伸ばしていけるような、豊かな可能性をもっている人を迎え入れたいと考えています。今高校で学びながら育んでいる力をそのままこの入試にぶつけてみてください。

求める人物像

 本学での勉学に強い意欲と専門性を磨いていくために必要となる十分な基礎的学力をもっていること。そして
それに加えて、文理を問わずさまざまな事象に強い知的好奇心をもち、そこで課題を自ら発見し、それを粘り強
く探究していく力、独創的な解を導けるようなポテンシャルを備えている人を受け入れたいと思います。
 具体的には、以下の項目のいずれかひとつ以上に当てはまる方を求めます。
  1. 知識や意見を人に伝え、実践するためのコミュニケーション能力や応用力を備えている。
  2. 真理の探究と価値の創造に対する憧憬と幅広い興味・関心をもっている。
  3. 自分の将来と社会の未来へのビジョンを明確にもっている。
  4. グローバルな視野をもって思考し、国際的な場での活動を希望している。

文教育学部

人文科学科

 人文科学科は、人類のさまざまな歩みの中から、未来の英知につながるあらゆる現象を広く文化としてとらえる人間の知の総合学を志しています。深く幅広い知識を修得し、それらに立脚したオリジナルな問いを自ら見つけ出し、必要な資料・データをねばり強く収集・整理したうえで、独自の論理を築きあげる力。勉学を続けていく場合でも、社会に出て活躍する場合でも必ず求められるこうした総合的な力を広く養成することが、本学科の目標です。
 高校では、さまざまな教科や科目について幅広く学ぶと同時に、自分の関心をもったテーマについて自主的に読書や調査を行うことを通じ、知的探求の面白さを経験してきてほしいと思います。いわゆる「指示待ち」型ではなく、物事を多面的に考えられる柔軟な思考力を持ち、独創的な解に到達しようとする意欲のある学生の皆さんの入学を希望します。
 人文科学科には、哲学・倫理学・美術史、比較歴史学、地理環境学のプログラムがあり、入学後、自分が何を学びたいのかを見極め、1年次末に人文科学科の各プログラム又はグローバル文化学のいずれかの主プログラムを選択します。
 AO入試では、英・数・国の基礎学力をバランスよく備え、自分の将来像をある程度、具体的にもっている学生を望みます。

言語文化学科

 言語文化学科では、日本語・日本文学、中国語圏言語文化、英語圏言語文化、仏語圏言語文化のプログラム(主・強化)を開設しています。これらのプログラムにおいては、当該の言語の深い理解と高度な運用能力を身に付けることを目指し、またそれぞれの言語圏の文学や文化の本格的な分析を行います。そのためにこれらプログラムのいずれにおいても、文理両分野における十分な基礎学力と、旺盛な知的好奇心と、言葉への強い愛着を持った学生を求めます。
 入学後は一般入試で入学した学生と同じ条件で、1年次末に主プログラムを決定します。

人間社会科学科

 人間社会科学科では、人間について深い理解を持ち、その理解を現実的な場面で役立てていこうとする意欲ある人を求めます。当学科には、人間の意識や行動の社会的側面を考えたり(社会学)、心理的側面を考察したり(心理学)、人間の発達について多角的に考える(教育科学)という、3つの研究領域がありますが、共通しているのは、自分を含めた「人間」に対するあくなき好奇心です。人間に関わる諸問題を学問的に解明したり、そこで得られた知識を実際に役立てていきたいと考える学生の進学を期待します。
 高校ではさまざまな教科や科目について幅広く学んでください。特に、国語・英語(外国語)・数学は、大学での学習と研究にとって大変重要な基礎的能力を育成するのに必要です。また、地歴・公民や理科の学習を通じて、人間について深く考える姿勢と能力を身につけた学生を歓迎します。
 入学後は一般入試で入学した学生と同様、1年次末にいずれかの主プログラム又はグローバル文化学主プログラムを選択することになります。なお、総合人間発達科学専修プログラムは入学時に選択します。

〔グローバル文化学(環)プログラムについて〕

 グローバル化する現代社会の課題を、①地域研究・地域文化、②多文化交流・多文化共生、③国際協力・国際関係、という3つの領域を組み合わせることで、動態的に捉え、実践的に学んでいこうというのが、グローバル文化学のコンセプトです。
 その特徴は、文教育学部の3つの学科(人文科学科・言語文化学科・人間社会科学科)のいずれの学生も、主プログラムとして選択できることです。また、所属学科のいずれかの副プログラムを履修することで、学際的な学びができます。このような特徴から「学環」と呼んでいます。
 この学環での学修を希望する人は、自分の関心や得意分野にそって、受験する学科を選んでください。カリキュラムなど、さらに詳しい情報を知りたい人は、文教育学部グローバル文化学環のホームページにアクセスしてみてください。

理学部

数学科

 数学は、あらゆる現象の背後にある数や図形の永久に変わらない真理を追究する学問です。それを学ぶことで、魂を揺さぶる美しいものや実生活で役に立つものに出会い、また世界を見通すための厳格な論証法を身につけられると考えます。
 本学AO入試で求める人物像に加えて、上記のような観点から、数学科では主に以下のような目標を持った人を求めます。
   ・教師や研究者のように数学を職業としたい人
   ・数理的な素養を生かして社会を支える仕事につきたい人
   ・とにかく数学に対して意欲を持って勉強したい人
 受験者に求めるのは以下のことです。
   ・高校での数学を十分に理解し、大学での講義に必要な数学の知識を身につけている。
   ・文章から数学的な意味を読み取ることができる。
   ・自分の考えを数学的、論理的な文章に表現して相手に伝えられる。

物理学科

 自ら考えて問題を見つけ出し、自ら考えてこれを解決する学生を希望します。
 更に、豊かな人間性とともに、他人との協調性に優れた人格が望まれ、忍耐力も必要です。卒業後には物理学の勉学を通して培った、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を各方面で発揮し、社会において指導的役割を果たす女性となることを期待しています。AO入試では、物理学に強い興味を持ち、物理コンテストなどへ積極的に参加した経験も評価します。また、大学での物理の授業を履修するうえで、高校での物理及び数学の十分な習得は必須ですので、これらの科目は指定科目になっています。

化学科

 “化学”は、原子・分子をなかだちとして自然科学のあらゆる分野と密接に関連しており、その領域は数学・物理学の理解が不可欠な分野から、さらに生物学や地球科学の知識の必須な分野まで広がっています。したがって、高校では化学のほかにこれらの基礎となる数学や物理学の学習を通し、論理的な思考力の基礎をしっかりと身につけることに加え、生物学や地球科学を学び、広く自然科学の知識を身につけておくことが必要となります。また“化学”においては、実験と研究は表裏一体をなすものであることから、入学後には、実験を重視し、1年次から3年次にわたり、多様な化学の各分野についての実験科目を必修として課しています。さらに4年次に進むと、これらの実験科目の集大成と実際の化学研究の現場に参画してもらう意味を込めて、卒業研究が行われます。
 以上のことに鑑み、このAO入試では、“化学”を学ぶために必要な基礎的な学力に裏打された“化学”への深く強い興味と関心に基づく積極的な学習意欲に加えて、実験に主体的に取り組み,その結果を整理し、論理的に考察し、結論を引き出す力を評価します。

生物学科

 生物学では、微生物からヒトまで、多種・多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考えることができる柔軟な思考力と、それを支える幅広い基礎知識が必要です。したがって、高校生時代を通して、理系、文系を問わず、教科科目を幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。また、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲とパワーをもつ学生を希望します。“生き物”に関する理解と関心を深め、より多くの知の蓄積に貢献できる人材に育つことを期待しています。AO入試では特に、“生き物”の謎に対する探究心を重視し、生物学のさまざまな領域において高い問題意識をもって、積極的かつ行動的に自ら探究した経験を評価します。また、自然科学を広く学習して、科学的な基礎知識や考え方を備えていることも評価します。入学後は、1年生から研究室に入って研究ができる環境がありますので、生物学科のカリキュラムと合わせて、生物学の専門性を高めることを希望します。

情報科学科

 情報科学はコンピュータの出現によってその存在と価値が確かめられた「情報」と呼ばれる概念を、エネルギーや物質と並ぶ世界の主要な構成要素として認識し、その生成、管理、利用に関する原理を探究する新しい学問分野です。今日、その応用は自然科学や工学のみならず、社会科学や人文科学にも及んでいます。この奥深さを理解し、これまでの成果を学びたい人、さらに今後の進展に積極的に貢献したい人にぜひ進学してきてほしいと思います。情報科学は、これまでの数理科学や自然科学の考え方を偉大な先達として独自の方法論を展開しようとしていることから、広くかつ深い理系のセンスが問われます。情報科学を通じて21世紀の科学技術を支えるのは自分たち女性だと心底思っている人、あるいは思いたい人、あるいはそういわれて「そうなんだ」と今気づいた人を大歓迎します。
 情報科学科の先輩たちの中には、有名な国際会議において自分の研究を発表してきた人達が少なくありません。これは深い専門的素養を身に付けた上でのたゆまない研究が可能としたものです。入学してから輝かしい活躍をするためには、まず情報科学の専門教育に励むことが必要です。入試の要件に数学I、II、III、A、Bの全てを課しているのは、これを可能にするために最低限必要なことであり、講義や演習もこれらを習得していることを前提にして行われます。また情報科学では、ほとんどの新しい知識は英語で発信されるので、普通に情報科学を学ぶのにも基本として英語の実力が不可欠です。そして、一つの専門分野に閉じこもらず広くいろんな分野に通ずる学際性も必要です。理科の少なくとも1科目を要求しているのは学際性を支える最低の要件であり、その趣旨を全うするためには、本当は、少なくとも理科3科目を履修してきて欲しいところです。情報科学科では、高校で意欲的に学んできた、やる気に満ちた学生を歓迎します。

生活科学部

食物栄養学科

 食物栄養学科は、豊かな食生活や健康な社会の実現に向けて、食物と栄養や健康に関する科学的視点と実践力を身につけた社会のリーダーとなる専門家の育成をめざしています。そのために食物と栄養に関する様々な学問分野において、分子、遺伝子、細胞レベルから人間栄養学的なものまで幅広く教育研究を行っています。
 本学科の教育の特徴は、長時間にわたる多数の実験や臨地実習を含む実習が必修となっていることです。実験・実習科目は1、2年より開講され、特に3年生の午後は毎日実験・実習が当てられています。所定単位を取り、本学科を卒業すると、栄養士免許が取得できると同時に、管理栄養士の国家試験受験資格と食品衛生監視員の任用資格が得られます。また、栄養教諭(一種)免許を取得することも可能です。
 本学科の教育研究は実験科学を基盤とした上で生活や社会との接点を重視するため、本学に進学する学生には、忍耐強く実験・実習に取り組めること、自ら考え行動できること、他人とコミュニケーションをとりながらものごとを進められることを望みます。高等学校では、理数系の基礎をしっかり履修すること並びに生活に即した学習を重視すること、具体的には、理科については物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物のうち2科目以上を、数学については数学I・II・A・Bを履修しておくこと、家庭科や体育などの実技科目にも積極的に取り組むことを求めます。

人間・環境科学科

 科学は、その普遍性・客観性・論理性を武器に、世界の仕組みを明らかにしてきました。しかし、その成果を実際に社会の中で役立てるためには、科学が精密に分析してきたメカニズムを総合して設計する多様な工学的手法の理解が不可欠です。しかしそれだけでは不十分です。社会や生活の中で課題が生じたらその現場を、当事者と同じひとりの人間として理解する必要があります。両者の理解によりはじめて、真に課題を解決できる工学的方法の創造が実現します。本学科は、社会や生活に真に貢献する科学技術の導入を目指しています。学科の柱となる学問分野には、建築設計学、建築計画、自然人類学、建築環境工学、人間工学、福祉工学、環境機能材料学、環境評価学、水環境工学などがあります。自然科学の好きな人、人間と環境にかかわる基礎的な科学を十分に学び、深く研究してみたい人、専門家として真に健康で豊かな生活を構築するために寄与したいと考えている人を本学科は、歓迎します。本学科では、建築関連科目を中心に一定の基準に従い履修を行うことで、一級建築士の受験資格を得ることができます。志願される方は、高等学校で理数系の基礎をしっかりと履修していることを望みます。出願には、数学については数学I・II・III・A・Bを、理科については物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学のうち2科目以上を履修しておくことが必要です。

人間生活学科

  人間の生活は、生涯にわたる人間の発達、生活を営むための人間社会のあり方、民族、歴史や伝統、文化などさまざまな面が相互に関連した、複雑で総合的な営みです。高度に複雑化した現代社会においては、この複雑な人間生活の営みを総合的に理解し、人間が生涯を通して生き生きと生活できるための条件や社会の仕組み、文化のあり方を明らかにし、それを実現する人材が求められています。
 人間生活学科では、こうした豊かな人間生活の実現を担う人材の育成を、相互に関連する3つのアプローチによって目指しています。①人間の生涯発達にかかわる発達心理学・臨床心理学・保育学的理解と実践の連携、家庭や保育あるいは心理臨床などの現場に役立つ理解-発達臨床心理学、②地域社会から国際社会まで、多元的な社会環境を視野に入れ、家族、消費者、女性、高齢者、子ども、制度と政策の問題など、生活と社会及びその関係についての社会科学的理解-生活社会科学、③人間にとって最も身近な服飾と住居、工芸、デザインを中心とする生活造形を対象とし、生活文化の歴史と現在について、美学的・比較文化的・民俗学的理解-生活文化学の3つです。こうした課題に関心があり、問題意識と研究意欲を持っている人、錯綜する現代の生活状況の中で、人間性を重視した社会を築くために貢献したいと考えている人、潤いのある生活を実現しようという熱意をもっている人には、ぜひ人間生活学科で学んで欲しいと思います。
 志願される方は、人間生活学科の3つのアプローチを踏まえ、高等学校において地理歴史・公民の諸科目など文科系の基礎を幅広く履修していることを望みます。
 入学後は一般入試で入学した学生と同様、1年次末に主プログラムを選択することになります。

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