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一般入試

2017年4月1日更新

学部 一般入試

お茶の水女子大学のアドミッション・ポリシー

 お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、幅広い教養と高度な専門性と実践力を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。そのため不断に教育改革を進め、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育の導入(平成20年度)に引き続き、平成23年度に複数プログラム選択履修制度を導入して新たな専門教育課程をスタートさせました。複数プログラム選択履修制度では、将来のキャリア展望や関心に応じて、専門教育プログラムを履修します。第1のプログラムとして、所属する学科の開設する「主プログラム」を履修します(必修)。次に第2のプログラムとして、専門領域に深く特化する「強化プログラム」、他の専門領域を横断して学ぶ「副プログラム」、領域融合型・学際型の「学際プログラム」のいずれかを選択し履修します(選択必修)。また文教育学部人間社会科学科、芸術・表現行動学科および生活科学部食物栄養学科では、それぞれの教育目標にそった4年一貫の「専修プログラム」を設けています。入学後は、主プログラム(または専修プログラム)を開設する学科またはコース・環・講座に所属し、各自の目的や関心にそって、主体的に学修します。
 お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢・国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。

文教育学部

 人間は、過去から現在に至るまで地球上のさまざまな地域で、言語をはじめとする文化や科学技術を創造し、政治、経済、教育などの諸社会組織を発展させてきました。人間と文化と社会を理解するためには、時間軸と空間軸の上に現代社会を位置づけ、マクロからミクロに至る多次元的なアプローチが必要です。
 文教育学部は、人間と文化と社会に迫る、人文・社会系の総合的な学部です。人文科学科、言語文化学科、人間社会科学科、芸術・表現行動学科の4つの学科からなり、人文科学科、言語文化学科、人間社会科学科には複数の専門教育プログラム(主・強化・副・学際)が置かれ、また3つの学科が共同で設置するグローバル文化学プログラム(主・学際)が設けられています。また、4年一貫の専門教育プログラムとして、人間社会科学科に総合人間発達科学専修プログラム、芸術・表現行動学科には舞踊教育学専修プログラムと音楽表現専修プログラムが設けられています。このような多彩なプログラムと少人数教育によって、専門的に深く、総合的に広く学ぶためのカリキュラムを用意しています。
 高校での学習は、その後の人生を「よく生きる」ためのものです。本学部志望者には、高校において文科系の科目はもちろん理数系の科目まで幅広く、同時にどん欲に深く学習することを望みます。
 多様な領域でのリーダーを目指し、意欲と能力と個性に富んだ皆さんが志望されることを期待します。

人文科学科

 本学科は、人類のさまざまな歩みの中から、未来の英知につながるあらゆる現象を広く文化としてとらえる人間の知の総合学を志しています。深く幅広い知識を修得し、それらに立脚したオリジナルな問いを自ら見つけだし、必要な資料・データを粘り強く収集・整理したうえで、独自の論理を築きあげる力。勉学を続けていく場合でも、社会に出て活躍する場合でも必ず求められるこうした総合的な力を広く養成することが、本学科の目標です。
 高校では、様々な教科や科目について幅広く学ぶと同時に、自分の関心をもったテーマについて自主的に読書や調査を行うことを通じ、知的探求の面白さを経験してきていただきたいと思います。いわゆる「指示待ち」型ではなく、物事を多面的に考えられる柔軟な思考力を持ち、独創的な解に到達しようとする意欲のある学生の皆さんの入学を希望します。
 なお人文科学科には、哲学・倫理学・美術史、比較歴史学、地理環境学のプログラムがあり、入学後、自分が何を学びたいのかを見極め、1年次末に人文科学科の各プログラム又はグローバル文化学のいずれかの主プログラムを選択します。

前期日程

 前期日程については、大学入試センター試験及び本学の個別学力検査の合計点によって合否を判定します。

後期日程

 後期日程については、より個性的な学力を見るために、大学入試センター試験の得点の高い方から順に3教科・科目を利用し(150点)、本学の試験(100点)との合計で合否を判定します。
 本学の試験では、英語の課題文を読んだうえで、設問に従って論述するという小論文を出題します。この試験では英和辞書(電子式を除く。)の持ち込みを認めています。なぜなら、ここでは英文の逐語訳ができるかどうかよりも、全体の文意を的確に捉えることができるか(英語の読解力)という点を重視しているからです。くわえて、発想の独創性、論理構成力、豊かで正確な文章表現力といった点が評価の対象となります。

言語文化学科

 皆さんは学校では主として国語や外国語の授業で文学や言語に接してきました。そしてそれ以上に、生まれてから現在までの家庭生活や社会生活の中で、言葉を操る力を獲得し、心を揺さぶる文学作品に出会ってきたことでしょう。その中で、言葉や文学の美しさや不思議さを一度も感じたことのない人はあまりいないと思います。
 言語文化学科での学習研究を通じて、皆さんは漠然とした感動や疑問を明確な言語として表現し、さらにそれを説明、解明していく方法を学ぶことでしょう。また、そうした方法を身につけることにより、これまで気づかないでいた言葉や文学の面白さや不思議さを発見することでしょう。また、日本語・中国語・英語・フランス語の各言語文化圏に固有の文化や思想、そして異文化間の交渉や交流について深く知ることになるでしょう。またグローバル化する社会に必要とされる日本語教育の理論と方法を学ぶ日本語教育副プログラムを開設しています。
 私たちは、そのような知的行為に興味を持ち、そのための訓練に耐えられるだけの、十分な基礎学力と、旺盛な知的好奇心と、言葉への愛着を持った学生を求めます。入学後は、1年次末に主プログラムを決定します。

前期日程

 大学入試センター試験と本学の個別学力検査の合計点で決まります。大学入試センター試験に関しては、国語や外国語の点数を特に重く見ることはしていません。それは、本学科の選抜方法が、高校までどの科目もおろそかにすることなくきちんと学習してきた学生を選ぶことを目的としているからです。大学入試センター試験では主要5又は6教科の基礎的な学力を判定します。本学の個別学力検査は国語と外国語ですが、いずれも基礎的な知識の他に、長い文章を正確に読みとる力、自分の考えを文章できちんと表現する力があるかを見ます。

人間社会科学科

 人間社会科学科は、人間について深い理解を持ち、その理解を現実的な場面で役立てていこうとする意欲ある人を求めます。当学科には、人間の意識や行動の社会的側面を考えたり(社会学)、心理的側面を考察したり(心理学)、人間の発達について多角的に考える(教育科学)という、3つの研究領域がありますが、共通しているのは、自分を含めた「人間」に対するあくなき好奇心です。人間に関わる諸問題を学問的に解明したり、そこで得られた知識を実際に役立てていきたいと考える学生の進学を期待します。
 高校ではさまざまな教科や科目について幅広く学んでください。特に、国語・英語(外国語)・数学は、大学での学習と研究にとってたいへん重要な基礎的能力を育成するのに役立つでしょう。このほか地歴・公民や理科の学習を通じて、人間について深く考える姿勢と能力を身につけた学生を歓迎します。
 人間社会科学科では、社会学、心理学、教育科学のプログラムを設けています。入学後、各プログラムの特徴と自分の関心とを精査検討し、1年次末にいずれかの主プログラム又はグローバル文化学主プログラムを選択することになります。このほか、総合人間発達科学専修プログラムは、幼稚園や小学校の教員免許を取得し、教育現場での実践をめざすもので、入学時に選択し4年一貫で履修します。

前期日程

 前期日程では、大学入試センター試験によって、幅広い基礎的な知識・教養を身につけているかどうかを判断します。学科ごとの個別学力検査では、大学での研究に必要不可欠な基礎的能力を身につけた志願者を得るために、国語・数学・外国語の3科目入試にしています。

後期日程

 後期日程では、幅広い基礎的教養のほか個性的な学力を見るために、大学入試センター試験の5又は、6教科に加え、小論文を採用しています。小論文では、「読み、思考し、表現する」能力などが評価の対象となります。

芸術・表現行動学科

 本学科は、人間の芸術及び表現行動としてのパフォーマンスとその学問的研究との両方を、同時に追究しようとする貪欲な人を求めています。本学は小規模ながらも総合大学ですから、その特性を十分に利用して、「自ら」多様な可能性を切り開こうという積極的姿勢が要求されます。
 本学科では、舞踊や音楽の理論と実技の双方の習得を目的とし、4年一貫で履修する専修プログラムを設け、複数プログラム選択履修制度をとっておりません。受験の際に選択したコース(専修プログラム)を履修します。

舞踊教育学

 本専修プログラムは、舞踊を中心にスポーツから日常動作にいたる人間の身体活動や表現について、理論と実践の両面から積極的に研究を進めることのできる、両者のバランスの取れた、エネルギッシュな人材を求めています。舞踊は高校で学ぶ全ての教科と関連していますので、幅広く学習を進めてください。その上で、保健体育、国語及び英語については特に重点的に学習し、基本的な運動能力、文章表現力、英文の読解力をきちんと身につけてきてください。
 前期日程では、大学入試センター試験及び本学の個別学力検査の合計点によって合否を判定します。

音楽表現

 音楽は人間の感性に関わるとともに、高度に知的社会的な活動であり、人間の営みに深く根づいています。本専修プログラムは、勉強も実技もきちんとやってみたい、そんな贅沢な悩みを抱えている人に開かれています。高校で学ぶ教科は全て重要ですが、音楽は言うまでもなく、英語と世界史はしっかりと身につけてきてください。

前期日程

 大学大学入試センター試験と本学の個別学力検査による合計点で決まります。但し、実技検査全科目の平均点が6割に満たない場合は不合格となります。

後期日程

 大学入試センター試験によって決まります。但し、実技検査全科目の平均点が6割に満たない場合は不合格となります。

〔グローバル文化学(環)プログラムについて〕

 グローバル化する現代社会の課題を、①地域研究・地域文化、②多文化交流・多文化共生、③国際協力・国際関係、という3つの領域を組み合わせることで、動態的に捉え、実践的に学んでいこうというのが、グローバル文化学のコンセプトです。
 その特徴は、文教育学部の3つの学科(人文科学科・言語文化学科・人間社会科学科)のいずれの学生も、主プログラムとして選択できることです。また、所属学科のいずれかの副プログラムを履修することで、学際的な学びができます。このような特徴から「学環」と呼んでいます。
 この学環での学修を希望する人は、自分の関心や得意分野にそって、受験する学科を選んでください。カリキュラムなど、さらに詳しい情報を知りたい人は、文教育学部グローバル文化学環のホームページにアクセスしてみてください。

理学部

 理学部は、基礎科学の分野を研究対象として、主に自然界の原理や法則の追究を行うところです。
 本理学部は、数学、物理学、化学、生物学、情報科学の5学科からなり、少人数ゆえのきめ細かな指導により、高水準の教育・研究を行ってきており、数少ない女子大学の理学部として多くの有為な人材を養成してきました。最近はさらに大学院に進む者も多く平均進学率は7割を超えています。
 このような教育・研究の場に知的好奇心溢れる女性を受け入れ、次世代のリーダーあるいは中核となる人材を育成し、社会に輩出することを目指しています。
 本学部志望者には、高校において、理系科目(数学、理科〔物理、化学、生物〕)を学び、論理的思考力を身につけるようにすること、及び、自然科学の基礎知識を習得しておくことはもちろんのこと、文系科目(国語、社会、英語)も幅広く履修し、筋道の立った文章が書けることなどが望まれます。
 「推薦入試」、「帰国子女・外国学校出身者特別入試」においては、志望学科に関係する各種コンテストなどで活躍した実績も評価します。

数学科

 数学は、あらゆる現象の背後にある数や図形の永久に変わらない真理を追究する学問です。それを学ぶことで、魂を揺さぶる美しいものや実生活で役に立つものに出会い、また世界を見通すための厳格な論証法を身につけられると考えます。
 このような観点から、数学科では主に以下のような目標を持った人を求めます。
  ・教師や研究者のように数学を職業としたい人
  ・数理的な素養を生かして社会を支える仕事につきたい人
  ・とにかく数学に対して意欲を持って勉強したい人
 受験者に求めるのは以下のことです。
  ・高校での数学を十分に理解し、大学での講義に必要な数学の知識を身につけている。
  ・文章から数学的な意味を読み取ることができる。
  ・自分の考えを数学的、論理的な文章に表現して相手に伝えられる。
入試問題について:
 数学については、学習指導要領の趣旨を踏まえて、高等学校の生徒が教科書の中から論理的に思考して直ちに理解できる事項を出題範囲とします。

前期日程

 前期日程では、基礎学力を試すために標準的問題を多数、そして柔軟な思考能力を試す問題を少し出題します。標準的問題は、「答えが合っているかどうか」という問題を解く能力を見るだけでなく、上記のように「論理的な文章の読み書き」の能力を調べるためのものです。数学に限らないことですが、自分の考えを説明するには筋道を明確にして議論をすすめなくてはいけません。ですから、受験者は数式を使った小論文を書くつもりで答案を書けば、高い評価を得るでしょう。
 合否は、大学入試センター試験の得点と出願書類及び本学の個別学力検査の結果により判定されます。

後期日程

 後期日程では、数学の力を重視して選考します。本学の個別学力検査(数学)では、高校で学ぶ数学の基礎的事項を正確に理解し応用できる力、基本的な計算を確実に行える力、考えたことを明解かつ論理的に述べることができる力などをみます。また、外国語で書かれた数学の文献を読む必要性や国際的にも活躍する人材の養成という趣旨を踏まえ、大学入試センター試験の外国語を選考に用います。

物理学科

 自ら考えて問題を見つけ出し、自ら考えてこれを解決する学生を希望します。(もちろん、必要になれば教員の適切な助言及び指導を受けることができます。)また、豊かな人間性とともに、他人との協調性に優れた人格が望まれ、忍耐力も必要です。
 卒業後には物理学の勉学を通して培った、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を各方面で発揮し、社会において指導的役割を果たす女性となることを期待しています。しかしながら究極的には、「物理学を学んで生き生きと充実した人生を送ること」が最も大切と考えています。

前期日程

 前期日程では、豊かな人間性をもつ志願者を得るために、大学入試センター試験から幅広い教養を身につけているかどうかを判断します。また本学の物理の試験では、単なる公式の暗記力を見るのではなく、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を判定するために、様々な工夫を凝らした問題が出題されます。このような能力を発揮するためには、数理的な解析力や表現力が必須です。そのため数学の試験を課しています。
 合否は、出願書類を参考にし、大学入試センター試験と本学の個別学力検査の合計点で判定します。合計点が同点の場合には、本学の個別学力検査の物理の点数を重視しています。

後期日程

 後期日程では、大学入試センター試験のみを課しています。これは、幅広い教養を身につけた学生をバランスの取れた出題問題から求めようとするものですが、物理学科のアドミッション・ポリシーに従って、物理学と数学の試験を重視しています。合否は、出願書類を参考にしながら、大学入試センター試験の合計点で判定します。

化学科

 化学は、原子・分子をなかだちとして自然科学のあらゆる分野と密接に関係しており、その領域は数学・物理学の理解が不可欠な分野から、さらに生物学や地球科学の知識の必須な分野まで広がっています。
 したがって、化学科の志願者は、高等学校では化学のほかにこれらの基礎となる科目、特に、物理・生物を幅広く履修して、論理的思考力や自然科学の基礎知識をしっかり体得しておくことが望まれます。また、英語で書かれた文献を読みこなす語学力も要求されますので、高等学校での英語の十分な学習が必要です。
 入学後には、専門の学習や研究の基盤となる実験能力を養うため、学生実験を重視しています。

前期日程

 合格判定は、出願書類を参考にしながら、大学入試センター試験と本学の個別学力検査の合計点で判断しています。
 本学の個別学力検査では、化学の知識と理解力などの基礎学力ばかりでなく、筋道を立てて考える論理的な思考力や、答えに至るまでの自分の考えを正しく表現する能力も判定します。

後期日程

 大学入試センター試験及び本学の個別学力検査を課しています。大学入試センター試験では、化学を中心とした幅広い基礎知識と理解力を身につけているかどうかを判断するため、理科にウエイトを置きつつ、数学、外国語、国語などの試験も重視します。
 合格判定は、出願書類を参考にしながら、大学入試センター試験の成績及び本学の個別学力検査の結果に基づいて行います。
 なお入学後、化学科専門科目では、化学及び数学IIIの内容を理解していることを前提に授業を行うので注意してください。

生物学科

 生物学では、微生物からヒトまで、多種・多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考える柔軟な思考力とそれを支える幅広い基礎知識が必要です。したがって、高校生時代を通して、理系、文系を問わず、教科科目を幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。また、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲とパワーをもつ学生を希望します。“生き物”に関する理解と関心を深め、より豊かな知の財産を築ける人に育つことを期待しています。

前期日程

 前期日程では、生物の基礎知識や考え方を判定しますが、それだけでなく、データや図形を理解する能力、それらを組み合わせて考える能力も判定します。さらに、数学、物理学、化学の論理と知識も重要と考えています。したがって、数学と物理・化学(選択)の試験を課しています。また、学年が上がるにつれて外国語の文献や本を読んだり、外国語で研究成果を発表する機会が多くなります。そのため、外国語試験を課しています。
 合格判定は、出願書類を参考にし、大学入試センター試験と本学の個別学力検査の合計点で行っています。合計点が同点の場合には、本学の生物の点数を重視します。

後期日程

 大学入試センター試験及び本学の個別学力検査(論述試験及び面接(口述試験を含む。))を課しています。
 大学入試センター試験では、科学に関する幅広い知識と考え方を身につけているかを判断するために、理科に重点を置きます。論述試験では、生命現象をさまざまな視点から解析する柔軟かつ論理的な思考力、問題提示及び問題解決能力を備えているかどうかを見ます。面接では、面接担当教員との質疑応答を通して総合的な思考力を判断します。それと同時に生物学を学ぶ意欲も重視します。

情報科学科

 情報科学はコンピュータの出現によってその存在と価値が確かめられた「情報」とよばれる概念を、エネルギーや物質と並ぶ世界の主要な構成要素として認識し、その生成、管理、利用に関する原理を探究する新しい学問分野です。今日、その応用は自然科学や工学のみならず、社会科学や人文科学にも及んでいます。
 この奥深さを理解し、これまでの成果を学びたい人、さらに今後の進展に積極的に貢献したい人にぜひ進学してきてほしいと思います。情報科学は、これまでの数理科学や自然科学の考え方を偉大な先達として独自の方法論を展開しようとしていることから、広くかつ深い理系のセンスが問われます。
 情報科学を通じて21世紀の科学技術を支えるのは自分たち女性だと心底思っている人、あるいは思いたい人、あるいはそう言われて「そうなんだ」と今気づいた人を大歓迎します。

前期日程

 前期日程では、豊かな人間性をもつ志願者を得るために、大学入試センター試験から幅広い教養を身につけているかどうかを判断します。基本的な考え方にあるように、情報科学は奥行きの深い学問であり、高校時代には理数系全般を学んで来ることが望まれます。そのため本学の情報科学科の試験では、理科系の選択で数学、物理、化学及び生物の4つの試験から2科目を選べるようにしています。また、理系において数学は基本的な能力であり、本学科の試験でも数学を重視しています。
 合格判定は、出願書類を参考にし、大学入試センター試験と本学の試験の重みを付けた合計点に基づいて行われます。(詳しいことは募集要項の配点表を参照してください。)合計点が同点の場合には、本学の個別学力検査の点数を重視します。なお、入学時にコンピュータを使えることは仮定しません。

後期日程

 後期日程では、大学入試センター試験と本学独自の数学の試験を課しています。
 大学入試センター試験を課すことは、幅広い教養を身につけた学生をバランスのとれた出題により求めたいという趣旨ですが、情報科学科のアドミッション・ポリシーに従って、数学、理科と外国語の点数を重視しています。また、本学独自の数学の試験は情報科学を勉強するために必要となる数学の素養を持った学生を求めたいという趣旨に基づいています。
 合格判定は、出願書類を参考にしながら、大学入試センター試験の上記3科目に重みを付けた合計点と本学独自の数学の試験に基づいて行われます。(詳しいことは、入試要項の配点表を参照してください。)なお、入学時までにコンピュータを習得していることは仮定しません。

生活科学部

 生活科学部は、人間生活における人間と環境との関係について、多角的な視点から見つめ直し、真のバランスの取れた人間の生活とは何かを探求する学部です。
 現代は科学技術の発展や急速な経済成長により、物質的に豊かで、快適な生活を享受できるようになりましたが、その一方、急激な自然環境、社会状況の変化にともなう問題が噴出しています。こうした、問題に対処するためには、自然科学的視点と社会科学的視点の両面から、多面的に問題を考える姿勢を養うことが必要とされます。
 生活科学部はこうした要請に応えるために、食の科学と健康、人間と環境、発達と心の健康、人間生活と社会、人間生活と文化についての学科、およびプログラムが開設されています。また、それぞれのプログラムでは、少人数の実験・実習・演習により、個別的な教育を行うと同時に、社会生活で役に立つ資格等(栄養士免許、管理栄養士国家試験受験資格、一級建築士受験資格、家庭科教員免許など)の取得を促すカリキュラムも用意しています。
 ただし、生活科学部では、それぞれの専門を深めるばかりでなく、文理融合の学部の特性を生かして、他の専門分野にも関心を持ち、多面的で総合的な視点から現実の人間生活の問題に取り組む力を持った、社会の多方面で活躍できる女性リーダーを育成することを目指しています。
 したがって、高校におけるすべての科目が、大学での勉強に必要な基礎となりますので、志望学科の別を問わず、家庭科、芸術科、保健体育を含め、オールラウンドの学力を身につけておくことを期待します。

食物栄養学科

 食物栄養学科は、豊かな食生活や健康な社会の実現に向けて、食物と栄養や健康に関する科学的視点と実践力を身につけた社会のリーダーとなる専門家の育成をめざしています。そのために食物と栄養に関する様々な学問分野において、分子、遺伝子、細胞レベルから人間栄養学的なものまで幅広く教育研究を行っています。
 本学科の教育特徴は、長時間にわたる多数の実験や臨地実習を含む実習が必修であることです。実験・実習科目は1、2年より開講され、特に3年生の午後は毎日実験・実習が当てられています。所定単位を取り本学科を卒業すると、栄養士免許が取得できると同時に、管理栄養士の国家試験受験資格と食品衛生監視員の任用資格が得られます。また、栄養教諭(一種)免許を取得することも可能です。
 本学科の教育研究は実験科学を基盤とした上で生活や社会との接点を重視するため、本学に進学する学生には、忍耐強く実験・実習に取り組めること、自ら考え行動できること、他人とコミュニケーションをとりながらものごとを進められることを望みます。高等学校では、理数系の基礎をしっかり履修すること並びに生活に即した学習を重視すること、具体的には、理科については物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物のうち2科目以上を、数学については数学I・II・A・Bを履修しておくこと、家庭科や体育などの実技科目にも積極的に取り組むことを求めます。

前期日程

 前期日程では、大学入試センター試験(5教科7科目)と本学の個別学力検査(数学、理科、外国語)において、自然科学をはじめとする幅広い基礎学力を評価します。

後期日程

 後期日程では、大学入試センター試験の成績を重視します。面接では本学における勉学意欲や適性の確認、自然科学系の基礎知識に関する質問をすることもあります。面接はABC評価により、合格判定の資料とします。

人間・環境科学科

 人間は、利便性、快適性、安全性などを追求し、身の回りの環境を常に変えて来ました。食糧は豊富になり、暮らしは便利になり、病気が減り寿命も延びました。その反面、環境のあまりに大きく急速な変化に対して人間が適応できず、人類の存続にも影響する様々な問題も生じてきています。これに対して本学科では、「人間にとっての環境、環境にとっての人間」という視点に立ち、人間と環境の相互の働きかけを具体的に評価・設計・提案し、よりよい生活環境を創造するための研究と教育を行っています。加えて建築関連科目を中心に一定の基準に従い履修を行うことで、一級建築士の受験資格を得ることができます。
 本学科の柱となる学問分野には、建築設計学、建築計画、建築環境工学、自然人類学、人体生理学、人間工学、福祉工学、環境機能材料学、環境評価学、環境工学などがあります。自然科学の好きな人、人間と環境にかかわる基礎的な科学を十分に学び、深く研究してみたい人、専門家として真に健康で豊かな生活を構築するために寄与したいと考えている人を、本学科は歓迎します。志願される方は、高等学校において理数系の基礎をしっかりと履修していることを望みます。具体的には、数学については数学I・II・A・Bを、理科については物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学のうち2科目以上を履修しておくことを強く望みます。また数学IIIについては履修していることを望みます。

前期日程

 前期日程では、大学入試センター試験(5教科7科目)と本学の個別学力検査(数学、理科、外国語)において、自然科学をはじめとする幅広い基礎学力を評価します。

後期日程

 後期日程では、大学入試センター試験の成績を重視します。面接では本学における勉学意欲や適性の確認、自然科学系の基礎知識に関する質問をすることもあります。面接はABC評価により、合格判定の資料とします。

人間生活学科

 人間の生活は、生涯にわたる人間の発達、生活を営むための人間社会のあり方、民族、歴史や伝統、文化などさまざまな面が相互に関連した、複雑で総合的な営みです。高度に複雑化した現代社会においては、この複雑な人間生活の営みを総合的に理解し、人間が生涯を通して生き生きと生活できるための条件や社会の仕組み、文化のあり方を明らかにし、それを実現する人材が求められています。
 本学科では、こうした豊かな人間生活の実現を担う人材の育成を、相互に関連する3つのアプローチによってめざしています。①人間の生涯発達にかかわる発達心理学・臨床心理学・保育学的理解と実践の連携、家庭や保育あるいは心理臨床などの現場に役立つ理解-発達臨床心理学、②地域社会から国際社会まで、多元的な社会環境を視野に入れ、家族、消費者、女性、高齢者、子ども、制度と政策の問題など、生活と社会及びその関係についての社会科学的理解-生活社会科学、③人間にとって最も身近な服飾と住居、工芸、デザインを中心とする生活造形を対象とし、生活文化の歴史と現在について、美学的・比較文化的・民俗学的理解-生活文化学の3つです。こうした課題に関心があり、問題意識と研究意欲を持っている人、錯綜する現代の生活状況の中で、人間性を重視した社会を築くために貢献したいと考えている人、潤いのある生活を実現しようという熱意を持っている人には、ぜひ人間生活学科で学んでほしいと思います。志望される方は、人間生活学科の3つのアプローチを踏まえ、高等学校において地理歴史・公民の諸科目など文科系の基礎を幅広く履修していることを望みます。
 入学後は1年次末に主プログラムを選択することになります。

前期日程

 大学入試センター試験(5又は6教科7科目)と本学の個別学力検査(2教科:外国語、国語又は数学)により、幅広い基礎学力を評価します。

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